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往年のヒット曲レビュー(46)/堀ちえみ(7)ディスコグラフィー1983年(2)

2010年11月7日 / favorite CD

●1983年(2)

◇3rd. ALBUM「風のささやき」1983/06/21

堀ちえみ中期に入る最初のALBUM。 「CHIEMI SQUALL」は堀ちえみとファンを結ぶ「虹の架け橋的」な曲であり、コンサートには欠かすことのできない1曲となる。

1983年6月24日、「消防総監感謝状」贈呈式。83年夏の消防庁防火ポスターに協力したいという経緯。合言葉は、「花火楽しく火の用心」。
1983年6月24日、軽井沢にて2泊3日で「FRIENDLY SUMMER’83」コンサート合宿。


LPジャケット/EPジャケット

A面:
1.プレゼントは夏 
(作詞:岩里祐穂/作曲:岩里未央/編曲:鷺巣詩郎)
2.きっとバカンス (作詞:岩里祐穂/作曲:岩里未央/編曲:鷺巣詩郎)
3.夏色のダイアリー (作詞:岩里祐穂/作曲:岩里未央/編曲:鷺巣詩郎)
(ポニーキャニオン「ぼくらのベスト」Web Site・CD ファン投票 3位 (2004/03/12~2004/04/05))
4.真夏の国 (作詞:天野 滋/作曲:天野 滋/編曲:鷺巣詩郎)
5.雨のダンスシューズ (作詞:城戸依子/作曲:小林信吾/編曲:鷺巣詩郎)

B面:
1.誘惑アルファベット
(作詞:森 雪之丞/作曲:森 雪之丞/編曲:鷺巣詩郎)
2.ドキッ ください (作詞:森 雪之丞/作曲:森 雪之丞/編曲:鷺巣詩郎)
3.恋はディンドン (作詞:城戸依子/作曲:小林信吾/編曲:鷺巣詩郎)
4.さよならの物語 (作詞:岩里祐穂/作曲:岩里未央/編曲:鷺巣詩郎)
(ポニーキャニオン「ぼくらのベスト」Web Site・CD ファン投票 8位 (2004/03/12~2004/04/05))
5.人魚姫 (作詞:鈴木隆子/作曲:清水信之/編曲:清水信之)

付属EP盤(A面のみ):
1.CHIEMI SQUALL
(作詞:森 雪之丞/作曲:森 雪之丞/編曲:鷺巣詩郎)
(ポニーキャニオン「ぼくらのベスト」Web Site・CD ファン投票 4位 (2004/03/12~2004/04/05))

発売日:1983/06/21/品番: C28A-276(LP) /  28P-6237(CT)
最高位: 4位(LP) / 10位(CT) /登場週数: 13週(LP) / 9週(CT)
売上枚数: 110,470枚・本 (80,930枚(LP) /29,540本(CT))
発売元: キャニオンレコード(LP) / ポニー(CT)

<作品LPチャートアクション>
※赤字は最高順位
※各「日付」の集計期間は、「日付」の14日前~8日前/(例)1983/06/27付 の場合、集計期間は 1983/06/13~1983/06/19

日付 LP CT
赤丸 順位 累積売上枚数(枚) 赤丸 順位 累積売上本数(本)
1983/06/27 23 5,780 枚 (初動売上)
1983/07/04 4 31,180 枚 (LP1万枚突破) 12
1983/07/11 6 10 10,360 本 (CT1万本突破)
1983/07/18 15 57,190 枚 (LP5万枚突破) 15
1983/07/25 20 21
1983/08/01 33 37
1983/08/08 43 40
1983/08/15 46 76
1983/08/22 49 58
1983/08/29 57 66 29,540 本 (CT最終売上)
1983/09/05 68
1983/09/12 82
1983/09/19 94 80,930 枚 (LP最終売上)

 

◆7th.SINGLE 「青い夏のエピローグ」1983/07/07
(ポニーキャニオン「ぼくらのベスト」Web Site・CD ファン投票 16位 (2004/03/12~2004/04/05))

この頃より、秋スタートのTBS系テレビ大映ドラマ「スチュワーデス物語」の撮影が始まる。撮影現場から中継されることもあり、「ザ・ベストテン」「ザ・トップテン」ともにJALの制服姿で熱唱。

1983年7月24日、コンサートツアー「FRIENDLY SUMMER’83」スタート。全国9か所で開催、初の全国縦断コンサート。
1983年8月15日、「デラックス近代映画 堀ちえみ写真集」(近代映画社)発行。
1983年8月26日、よみうりランドオープンシアターEASTにてコンサートツアー「FRIENDLY SUMMER’83」ファイナル。はじめての野外ライブに1万5千人のファン。
1983年8月28日~9月3日、秋発売の写真集撮影のため西ドイツへ。

A面: 青い夏のエピローグ (作詞:岩里祐穂/作曲:岩里未央/編曲:萩田光雄)
B面: ザ・ベスト ワン (作詞:岩里祐穂/作曲:岩里未央/編曲:鷺巣詩郎)

発売日:1983/07/07/品番: 7A-0292(EP)
最高位: 7位/登場週数: 11週
売上枚数: 154,130枚
発売元: キャニオンレコード

 

<作品チャートアクション>
※赤字は最高順位
※各「日付」の集計期間は、「日付」の14日前~8日前/(例)1983/07/18付 の場合、集計期間は 1983/07/04~1983/07/10

日付 赤丸 順位 累積売上枚数(枚) 北海道 東北 北関東 南関東 東京 北陸 中部 近畿 大阪 中国 四国 九州
1983/07/18 7 27,980 枚 (初動売上・1万枚突破) 8 5 7 5 8 9 17 3 7 16 33 14
1983/07/25 8 54,130 枚 (5万枚突破) 12 6 6 5 9 10 12 5 14 7 12 16
1983/08/01 12 9 6 16 7 14 10 11 11 9 13 14 18
1983/08/08 19 15 16 17 15 12 21 15 14 19 15 18 20
1983/08/15 16 104,430 枚 (10万枚突破) 18 19 20 12 16 16 14 15 17 12 19 11
1983/08/22 18 22 17 18 16 16 18 17 25 21 15 17 19
1983/08/29 19 22 21 18 17 19 18 20 25 24 22 20 23
1983/09/05 25 37 22 25 24 25 25 25 26 25 19 26 27
1983/09/12 35 37 42 32 35 32 37 32 33 31 38 33 43
1983/09/19 43 150,520 枚 (15万枚突破) 55 60 40 42 43 38 40 42 47 41 44 51
1983/09/26 54 154,130 枚 (最終売上) 61 56 46 52 49 57 85 85 50 47 43 51
1983/10/03 114 86 90 82 75 87 77
1983/10/10 152
1983/10/17 166

 

◆8th.SINGLE 「夕暮れ気分」1983/10/05
(ポニーキャニオン「ぼくらのベスト」Web Site・CD ファン投票 2位 (2004/03/12~2004/04/05))

デビューアルバムの時頃からすでに存在していた曲であるが、「スチュワーデス物語」の撮影により歌手活動があまりできなくなるとのことで、「聴けば聴くほど良くなる曲」であるこの曲をこの時期に発表したとのことである。
梅干持参のパリ・マルセイユロケから帰国。向こうは暑かった様で、更なる日焼け。
1983年10月7日、「明星特別編集 ち・え・み」(集英社)発売。

1983年10月18日、TBS系テレビの大映テレビ製作主演ドラマ「スチュワーデス物語」放送開始。「教官!」、「私はドジでノロマなカメです。」などの流行語を生みだし、一種の社会現象にまでなる。役の松本千秋は「もう、私にワをかけたぐらいドジなんですよ!!」「私だったらこうするのに、なんて、じれったくなる事もありますけどね」。スチュワーデスという仕事は、「とっても大変、私には出来ない仕事です」。相手役の村沢教官・風間杜夫に対しては「恋人っていうより兄妹ですね。親子って言ったらおこられました(笑)。でも、ステキな人ですよね」。なお、ドラマ内での村沢教官は27、8歳の設定(松本千秋は19歳の設定)だが、当の風間杜夫自身は当時堀ちえみの父親とほぼ同じ30歳代半ばの年齢である。

1983年10月25日、「第9回あなたが選ぶ全日本歌謡音楽祭」(主催・テレビ朝日)金賞受賞(夕暮れ気分)。
1983年11月16日~24日、盲腸で入院。過労で頭痛もひどくて病院に行った時に、「あのーお腹もチクチクするの。」で発覚。4日間点滴のみ。
ABC(朝日放送)ラジオ「堀ちえみの夢日記」放送開始。
「赤い羽根の共同募金」CM出演。CMソングは「夕暮れ気分」。

A面: 夕暮れ気分 (作詞:諸星冬子/作曲:天野 滋/編曲:清水信之)
B面: 落ち葉のダンス (作詞:大西和久/作曲:高生 鷹・西島正己/編曲:萩田光雄)

発売日:1983/10/05/品番: 7A-0319(EP)
最高位: 8位/登場週数: 15週
売上枚数: 143,990枚
発売元: キャニオンレコード

 

<作品チャートアクション>
※赤字は最高順位
※各「日付」の集計期間は、「日付」の14日前~8日前/(例)1983/10/17付 の場合、集計期間は 1983/10/03~1983/10/09

日付-赤丸-順位-累積売上枚数(枚)
1983/10/17-●8-23,480 枚 (初動売上・1万枚突破)
1983/10/24-10
1983/10/31-12-63,670 枚 (5万枚突破)
1983/11/07-15
1983/11/14-17
1983/11/21-20-102,480 枚 (10万枚突破)
1983/11/28-27
1983/12/05-31
1983/12/12-46
1983/12/19-53
1983/12/26-65
1984/01/09-76-(2週分集計)
1984/01/16-84
1984/01/23-84-143,990 枚 (5万枚突破)


 

◇LIVE ALBUM 「ちえみLIVE」(カセット&VHS・ベータ・VHD・レーザーディスク)1983/10/21

全国ツアーコンサート FRIENDLY SUMMER ’83/1983年8月26日 東京よみうりランド”EAST” を一部収録

<収録曲>LD/DVD
1.夏色のダイアリー
~以下ライブ映像

2.オープニング~SOME GIRLS
3.メドレー 真夏の少女~亜麻色の風~FLY~夏・SEAWIND
4.きっとバカンス
5.ドキッ ください
6.真夏の国
7.青い夏のエピローグ
8.潮風の少女
9.とまどいの週末
10.さよならの物語
11.アンコール~ふしぎ七色
12.CHIME SQUALL
13.名前を呼んで
~以上までライブ映像
エンディング・スタッフロールBGM・夕暮れ気分
※VHS盤では、最後に特別コメントが入っていた模様。

<収録曲>カセット
A1.Some Girls
A2.メドレー(真夏の少女~亜麻色の風~Fly~夏・SEAWIND)
A3.きっとバカンス
A4.夏色のダイアリー
A5.誘惑アルファベット
A6.真夏の国
B1.青い夏のエピローグ
B2.潮風の少女
B3.とまどいの週末
B4.さよならの物語
B5.CHIEMI SQUALL
B6.名前を呼んで

発売日:1983/10/21(CT) / 2003/08/20(DVD)
品番: 28P-6267(CT) / PCBP-50880(DVD) / G68M0001(LD) / VAM1117(VHS) /-(β) /-(VHD)
最高位: 3位(CT) / 206位(DVD総合) / 23位(DVD音楽部門)
登場週数: 7週(CT) / 1週(DVD総合、音楽部門・2003年9月1日付)
売上枚数: 35,800本(CT) / 727枚(DVD)
発売元: ポニー(CT) / ポニーキャニオン(DVD)

 


◇4th. ALBUM「雪のコンチェルト」1983/12/07

1983年12月31日、「第25回日本レコード大賞」ゴールデン・アイドル賞受賞(夕暮れ気分 他)。

1982年12月6日付~1983年11月28日付(1982年11月28日~1983年11月20日)集計 オリコン
・年間アーティストセールス(売上金額)・23位(13億6210万円)
・年間ランキングSINGLE・67位「さよならの物語」/83位「青い夏のエピローグ」/93位「夏色のダイアリー」/111位「夕暮れ気分」/161位「とまどいの週末」
・年間ランキングLP・77位「風のささやき」/89位「心の扉」/99位「夢日記」
・年間ランキングCT・146位「ちえみライブ」/147位「心の扉」/155位「夢日記」/159位「風のささやき」
・年間アーティストSINGLE売上枚数・17位(66.7万枚)
・年間アーティストLP売上枚数・23位(22.4万枚)
・年間アーティストCT売上枚数・35位(12.7万本)
・年間ラジオリクエスト・31位「さよならの物語」/41位「とまどいの週末」/51位「青い夏のエピローグ」/55位「夏色のダイアリー」/67位「夕暮れ気分」

A面:
1.Good by Winter 
(作詞:伊藤 薫/作曲:伊藤 薫/編曲:鷺巣詩郎)
2.アネモネの小径 (作詞:岩里祐穂/作曲:岩里未央/編曲:鷺巣詩郎)
3.Love Me! (作詞:伊藤 薫/作曲:伊藤 薫/編曲:鷺巣詩郎)
4.スウィート・ジェラシー (作詞:天野 滋/作曲:天野 滋/編曲:白井良明)
5.夕暮れ気分 (作詞:諸星冬子/作曲:天野 滋/編曲:清水信之)
(ポニーキャニオン「ぼくらのベスト」Web Site・CD ファン投票 2位 (2004/03/12~2004/04/05))

B面:
1.風の変わる頃
(作詞:売野雅勇/作曲:白井良明/編曲:白井良明)
2.Morningランデヴー (作詞:青木久美子/作曲:山川恵津子/編曲:鷺巣詩郎)
3.Shyna Boy (作詞:森 雪之丞/作曲:森 雪之丞/編曲:鷺巣詩郎)
4.ちえみ言葉でI Love You (作詞:加隅 怜/作曲:山崎 稔/編曲:白井良明)
5.12月の祈り (作詞:伊藤 薫/作曲:伊藤 薫/編曲:鷺巣詩郎)
(ポニーキャニオン「ぼくらのベスト」Web Site・CD ファン投票 20位 (2004/03/12~2004/04/05))

発売日:1983/12/07/品番: C28A-305(LP) /  28P-6281(CT)
最高位: 10位(LP) / 12位(CT) /登場週数: 12週(LP) / 11週(CT)
売上枚数: 83,230枚・本 (52,700枚(LP) /30,530本(CT))
発売元: キャニオンレコード(LP) / ポニー(CT)

<作品LPチャートアクション>
※赤字は最高順位
※各「日付」の集計期間は、「日付」の14日前~8日前/(例)1983/12/19付 の場合、集計期間は 1983/12/05~1983/12/11

日付-赤丸-順位-累積売上枚数(枚)
1983/12/19-●10-13,970 枚 (初動売上・LP1万枚突破)
1983/12/26-14
1984/01/09-24
1984/01/16-27-(2週分集計)
1984/01/23-33
1984/01/30-53
1984/02/06-62
1984/02/13-97
1984/02/20-82-50,820 枚 (LP5万枚突破)
1984/02/27-98
1984/03/05-93-52,700 枚 (LP最終売上)

往年のヒット曲レビュー(46)/堀ちえみ(6)ディスコグラフィー1983年(1)

2010年11月7日 / favorite CD

●1983年(1)

 

 

 

◆5th.SINGLE 「さよならの物語」1983/01/21
(ポニーキャニオン「ぼくらのベスト」Web Site・CD ファン投票 8位 (2004/03/12~2004/04/05))

 

堀ちえみのSINGLEの中では、セールス的に一番売れた曲。と言っても、他の作品も似たような売上であり、特に抜きん出ているわけではない。

 

「とまどいの週末」での一区切り後、この作品より「岩里さんのシングル三部作」第1弾。なお、岩里祐穂はこの「さよならの物語」で第三者への作詞作曲デビュー。また、作曲クレジットの「岩里未央」は、作曲家・三浦一年との共作時のペンネームである。

 

堀ちえみといえば、よく(?)歌詞間違いをした時に「しまった!」と言わんばかりに手で頭を抑えながら歌い続けるというシーンを見た記憶があるが、特に「岩里さんのシングル三部作」、というか岩里さんの作品そのものの歌詞がややこしく微妙に詞が異なるため、結構覚えるのが大変だった、ということらしい。

 

「この曲を初めて聴いた時の印象」は「最初はカラオケもできてなくって、曲を作って下さった先生が自分で伴奏をして入れて下さったテープを聴いたんです。ワーッ、カワイイ曲だなと思いました。それでね、この曲がシングルになったらいいのになと、ズーッと思ってたんですよ。私ってネ、今までこの曲がなればいいなと思っている曲ばかりシングルになってるんですよね」

 

「前曲までと違った感じで詞の内容が違うと思うんですよね。今までだったら、両思いの歌というか、楽しい感じの歌が多かったんですけど、今回は失恋の曲だし、詞の内容も違うと思うんです。歌詞の中にも、大人っぽい部分が時々出てくるんですよね。”いとしい”なんて言葉、今まででてきたコトないですから。”きっとみんな愛しい思い出にするわ”ってところとか、”愛を捧げた事は悔やみはしないわ”とかね。今まで私の歌で、こんな詞の内容の曲はなかったですね。」

 

1983年始め、一周年記念写真集の撮影でハワイへ行く。人生初の海外。ただし、思ってたよりは暖かくなく、風邪をひいて帰国する。
1983年2月17日、TBS系テレビ「ザ・ベストテン」で”ベストテン”初ランクイン(第10位)、1982年5月「スポットライト」以来の出演。1週間後は”ベストテン”から陥落するが(11位)、その翌週7位で返り咲き。また、2月21日にはNTV系テレビ「ザ・トップテン」でも”トップテン”初ランクイン。
1983年2月25日、「ポップアイドル7・堀ちえみ」(オリコン)発行。この撮影で嬉しかったのは「ドレス着れたコト」。カンフー・シーンではヌンチャク振り回したら足を打った。

 
 

 

A面: さよならの物語 (作詞:岩里祐穂/作曲:岩里未央/編曲:鷺巣詩郎)
B面: やさしさの横顔 (作詞:松宮恭子/作曲:松宮恭子/編曲:鷺巣詩郎)

発売日:1983/01/21/品番: 7A-0242(EP)
最高位: 8位/登場週数: 13週
売上枚数: 186,990枚
発売元: キャニオンレコード

 

 

 

<作品チャートアクション>
※赤字は最高順位(地区別の場合はその地区の最高順位)
※各「日付」の集計期間は、「日付」の14日前~8日前/(例)1983/01/31付 の場合、集計期間は 1983/01/17~1983/01/23
※「赤丸」の白抜き○は、「今後得点(売上)が急増すると思われる曲」 の扱い

日付 赤丸 順位 累積売上枚数(枚) 北海道 東北 北関東 南関東 東京 北陸 中部 近畿 大阪 中国 四国 九州
1983/01/31 11 23,370 枚 (初動売上・1万枚突破) 13 10 11 6 7 9 12 13 7 34 14 14
1983/02/07 8 9 10 14 5 9 7 8 8 10 11 10 13
1983/02/14 13 69,820 枚 (5万枚突破) 8 10 12 6 13 14 16 14 14 14 13 14
1983/02/21 12 11 13 13 8 10 12 12 11 12 14 11 14
1983/02/28 11 109,850 枚 (10万枚突破) 12 9 10 10 10 13 11 10 13 14 12 16
1983/03/07 12 11 11 11 12 12 12 12 12 15 12 12 11
1983/03/14 16 23 12 11 15 20 16 17 20 18 14 13 21
1983/03/21 22 154,770 枚 (15万枚突破) 34 15 17 23 23 17 21 27 21 23 15 22
1983/03/28 24 49 17 17 25 27 30 24 30 26 22 17 44
1983/04/04 31 47 31 29 30 32 33 29 30 45 30 19 35
1983/04/11 41 53 30 32 45 46 34 37 64 42 30 28 50
1983/04/18 50 69 38 32 66 47 47 45 51 53 40 35 46
1983/04/25 56 186,990 枚 (最終売上) 92 62 42 49 64 48 78 54 49 44 40 68
1983/05/02 102 61 65 75 54 66 68
1983/05/09 141 76 98 96 99 91 74
1983/05/16 155
1983/05/23 185

 

 

 

 


 

 

 

 

 

◇BEST ALBUM+未発表3曲 「心の扉~ちえみMyself」1983/03/21

 

実質未発表曲は2曲である。B面3曲目「ちえみMyself」は、A面1曲目「名前を呼んで」をBGMに乗せた「トーク」(というか朗読)である。その「名前を呼んで」の方は、コンサートの時にはエンディングを構成する1曲であり、堀ちえみ&ファンの間では無くてはならない存在の曲である。彼女曰く「何か自分の中で“別”って感じ」「体の中に染み込んでる物」「切り離しては考えられない」という発言がある。

 

デビュー1周年、「他の2年目の歌手の人たちも同じようにベストテン入りを狙ってがんばっているから、油断なんか全然できないですね」。

 

1983年3月21日、デビュー1周年記念「心の扉 堀ちえみ写真集」(ワニブックス)発売。
1983年3月24日、中野サンプラザ・3月27日 大阪厚生年金会館にて「デビュー1周年記念コンサート」。
ソフトボールチーム「THE CHIEMI」結成。背番号「1」、ピッチャーで4番バッター、キャプテン。小学生チームと対戦。(3対21でボロ負け)

 

 

A面:
1.名前を呼んで 
(作詞:諸星冬子/作曲:天野 滋/編曲:鷺巣詩郎) ※新曲
ポニーキャニオン「ぼくらのベスト」Web Site・CD ファン投票 11位 (2004/03/12~2004/04/05)
2.潮風の少女 (作詞:松宮恭子/作曲:松宮恭子/編曲:鈴木 茂)
ポニーキャニオン「ぼくらのベスト」Web Site・CD ファン投票 11位 (2004/03/12~2004/04/05)
3.真夏の少女 (作詞:中里 綴/作曲:鈴木 茂/編曲:鈴木 茂)
4.とまどいの週末 (作詞:森 雪之丞/作曲:森 雪之丞/編曲:矢野立美)

 

B面:
1.雨上がりご用心
(作詞:中里綴/作曲:松宮恭子/編曲:鷺巣詩郎) ※新曲
2.待ちぼうけ (作詞:竹内まりや/作曲:竹内まりや/編曲:鈴木 茂)
ポニーキャニオン「ぼくらのベスト」Web Site・CD ファン投票 14位 (2004/03/12~2004/04/05)
3.ちえみMyself (作詞:諸星冬子/作曲:天野 滋/編曲:鷺巣詩郎) ※新曲

発売日:1983/03/21/品番: C20A-266(LP) /  20P-2316(CT)
最高位: 4位(LP) / 7位(CT) /登場週数: 12週(LP) / 9週(CT)
売上枚数: 105,860枚・本 (73,170枚(LP) /32,690本(CT))
発売元: キャニオンレコード(LP) / ポニー(CT)

 

<作品LPチャートアクション>
※赤字は最高順位
※各「日付」の集計期間は、「日付」の14日前~8日前/(例)1983/03/28付 の場合、集計期間は 1983/03/14~1983/03/20

 

日付 LP CT
赤丸 順位 累積売上枚数(枚) 赤丸 順位 累積売上本数(本)
1983/03/28 16 8,150 枚 (初動売上) 32
1983/04/04 4 28,330 枚 (LP1万枚突破) 7
1983/04/11 6 8 15,200 本 (CT1万本突破)
1983/04/18 10 53,230 枚 (LP5万枚突破) 16
1983/04/25 20 25
1983/05/02 40 34
1983/05/09 57 44
1983/05/16 56 59
1983/05/23 51 82 32,690 本 (CT最終売上)
1983/05/30 70
1983/06/06 82
1983/06/13 77 73,170 枚 (LP最終売上)

 

 

 

 


 

 

 

 

◆6th.SINGLE 「夏色のダイアリー」1983/04/21
(ポニーキャニオン「ぼくらのベスト」Web Site・CD ファン投票 3位 (2004/03/12~2004/04/05))

 

デビュー2年目に突入した中期・堀ちえみの幕開け(?)にふさわしく、堀ちえみSINGLE作品の中では意外とあまりない”明るく爽やかな”曲である。
いわゆる「アイドル歌謡ソングの王道」かも知れない。今となってはエヴァの音楽を担当している鷺巣詩郎のアレンジも見逃せない。次作ALBUMでも、デビュー作から担当していた 鈴木 茂 に変わり、鷺巣詩郎は ほぼ全作品のアレンジを担当している。

 

1983年4月25日、アイドルコミックス「実録まんが堀ちえみ」(学習研究社)発行。
1983年5月28日・29日、新宿コマ劇場にて「第1回ちえみちゃん祭り」。ゲストはコント赤信号と山田邦子。
この頃、写真集「堀ちえみ写真集」の撮影でグアムに行っていたので、さらに真っ黒に日焼け。
LP「風のささやき」のレコーディングを終える。

 

 

A面: 夏色のダイアリー (作詞:岩里祐穂/作曲:岩里未央/編曲:鷺巣詩郎)
B面: 太陽のロマンス (作詞:岩里祐穂/作曲:岩里未央/編曲:鷺巣詩郎)

発売日:1983/04/21/品番: 7A-0274(EP)
最高位: 6位/登場週数: 11週
売上枚数: 137,400枚
発売元: キャニオンレコード

 

 

 

<作品チャートアクション>
※赤字は最高順位(地区別の場合はその地区の最高順位)
※各「日付」の集計期間は、「日付」の14日前~8日前/(例)1983/05/02付 の場合、集計期間は 1983/04/18~1983/04/24

 

日付 赤丸 順位 累積売上枚数(枚) 北海道 東北 北関東 南関東 東京 北陸 中部 近畿 大阪 中国 四国 九州
1983/05/02 6 27,660 枚 (初動売上・1万枚突破) 16 7 6 2 7 7 3 7 4 30 14 10
1983/05/09 9 10 9 8 8 9 11 7 9 8 16 11 16
1983/05/16 10 69,190 枚 (5万枚突破) 14 13 9 9 8 8 9 9 15 10 17 20
1983/05/23 12 21 11 8 10 13 8 13 13 13 10 15 25
1983/05/30 18 26 20 16 13 19 20 14 15 19 22 17 20
1983/06/06 22 109,350 枚 (10万枚突破) 31 24 15 21 28 27 21 22 19 19 21 30
1983/06/13 29 41 26 23 20 31 25 31 34 39 26 31 33
1983/06/20 34 44 27 23 36 35 29 51 34 48 29 28 41
1983/06/27 49 71 42 38 47 42 54 43 36 47 47 45 69
1983/07/04 59 100 57 62 88 59 65 48 46 57 68 43 61
1983/07/11 65 137,400 枚 (最終売上) 98 63 58 70 56 65 51 70 50 63
1983/07/18 102 72 84 80 70 82 58
1983/07/25 175 98

 

往年のヒット曲レビュー(46)/堀ちえみ(5)ディスコグラフィー1982年(2)

2010年11月7日 / favorite CD

●1982年(2)

 

 

 

◆3rd.SINGLE 「待ちぼうけ」1982/08/21
(ポニーキャニオン「ぼくらのベスト」Web Site・CD ファン投票 14位 (2004/03/12~2004/04/05))

 

 

 

本人曰く「ストーリーが全部あるから覚えやすかった」という曲。竹内まりやの書き下ろし作品であり、堀ちえみ初期作品の中では名作の一つ。

 

「潮風の少女」「真夏の少女」そして今度の曲「待ちぼうけ」というこの3曲で、彼女のサウンドのベースというものはできたと思うんです。あとは、彼女の成長の過程において、我々がどれだけ彼女の持つ個性を引き出し、それを楽曲に反映させていけるかでしょうね。(キャニオンレコード ディレクター 渡辺有三氏)

 

1982年8月19日、「第8回日本テレビ音楽祭」(日本武道館) 新人賞候補(「真夏の少女」)。
1982年9月20日、初めてのエッセイ集「そっと夢見て あなたにマイハート」(ワニブックス)初版発行。
1982年10月、TBS系テレビ「パリン子学園No.1」放送開始、レギュラー出演。本人曰く「すっごく大変だった」「凄く良い音楽の勉強になった」「成長できたんじゃないかなぁ」
1982年10月、ニッポン放送「シャネルズ・堀ちえみの月影のナポリタン」放送開始。
1982年10月2日、「第10回KBC新人歌謡音楽祭」優秀新人賞受賞(「潮風の少女」)。(九州朝日放送)
1982年10月5日、「ABC’82 歌謡新人グランプリ」(大阪フェスティバルホール)アイドル賞受賞(「待ちぼうけ」)。(朝日放送)
1982年10月7日、「第12回 銀座音楽祭」金賞受賞(「待ちぼうけ」)。
1982年10月14日、「第15回 新宿音楽祭」(日本武道館)銀賞受賞(「待ちぼうけ」)。
1982年10月20日、「第9回 横浜音楽祭」新人賞受賞(「待ちぼうけ」)。
1982年10月26日、「第8回 ’82 あなたが選ぶ全日本歌謡音楽祭」優秀新人賞受賞(「待ちぼうけ」)。
CM出演(グリコ「セシルチョコレート」、「キャンレディー」、アキレス「リバティーベル」など)

 


(1st.ジャケット/2nd.ジャケット)

 

A面: 待ちぼうけ (作詞:竹内まりや/作曲:竹内まりや/編曲:鈴木 茂)
B面: 幸せはモザイク (作詞:中里 綴/作曲:加瀬邦彦/編曲:鈴木 茂)

発売日:1982/08/21/品番: 7A-0210(EP)
最高位: 26位/登場週数: 13週
売上枚数: 97,900枚
発売元: キャニオンレコード

 

 

 

<作品チャートアクション>
※赤字は最高順位(地区別の場合はその地区の最高順位)
※各「日付」の集計期間は、「日付」の14日前~8日前/(例)1982/08/30付 の場合、集計期間は 1982/08/16~1982/08/22

日付 赤丸 順位 累積売上枚数(枚) 北海道 東北 北関東 南関東 東京 北陸 中部 近畿 大阪 中国 四国 九州
1982/08/30 39 5,400 枚 (初動売上) 100 52 49 32 36 43 51 46 40 59 53
1982/09/06 27 14,100 枚 (1万枚突破) 29 28 26 23 29 25 29 31 29 29 40 30
1982/09/13 27 32 29 26 21 29 25 29 29 27 30 26 28
1982/09/20 31 32 30 24 27 31 30 32 31 27 28 32 33
1982/09/27 26 29 25 22 24 23 29 30 27 26 28 23 30
1982/10/04 26 55,330枚 (5万枚突破) 27 25 21 24 22 25 24 31 24 27 23 36
1982/10/11 27 31 25 22 36 36 28 22 25 20 19 25 33
1982/10/18 32 26 31 29 53 29 49 39 21 36 26 26 54
1982/10/25 28 24 28 28 47 26 32 40 23 30 27 33 56
1982/11/01 34 27 27 36 39 34 29 43 28 31 36 33 51
1982/11/08 47 37 41 46 46 38 32 70 40 35 48 80 58
1982/11/15 61 67 56 83 78 53 51 63 51 55 49 74 90
1982/11/22 93 97,900 枚 (最終売上) 73 68 80 71 75 78 79 62
1982/11/29 103 95 73 85 93
1982/12/06 112 96 97
1982/12/13 149
1982/12/20 159
1982/12/27 188

 

 

 

 


 

 

 

 

 

◆4th.SINGLE 「とまどいの週末」1982/11/05

 

4枚目シングルからは、前3作の作風から がらっ と変わることになる。方向性としてはこの曲で一区切りし、今後のメリハリをつける位置付けとなる。
作詞・作曲は、かの 森 雪之丞 氏であり、独特のワールドを形成している。この曲で 堀ちえみ ファンになったという声もチラホラ。

 

 

A面: とまどいの週末 (作詞:森 雪之丞/作曲:森 雪之丞/編曲:矢野立美)
B面: Fly (作詞:中里 綴/作曲:松宮恭子/編曲:鈴木 茂)

発売日:1982/11/05/品番: 7A-0230(EP)
最高位: 14位/登場週数: 13週
売上枚数: 114,270枚
発売元: キャニオンレコード

 

 

 

<作品チャートアクション>
※赤字は最高順位(地区別の場合はその地区の最高順位)
※各「日付」の集計期間は、「日付」の14日前~8日前/(例)1982/11/15付 の場合、集計期間は 1982/11/01~1982/11/07

 

日付 赤丸 順位 累積売上枚数(枚) 北海道 東北 北関東 南関東 東京 北陸 中部 近畿 大阪 中国 四国 九州
1982/11/15 22 9,160 枚 (初動売上) 26 19 26 22 19 28 30 17 24 42 37 26
1982/11/22 16 22,770 枚 (1万枚突破) 19 18 17 17 16 19 11 19 22 16 19 20
1982/11/29 14 22 18 14 13 18 17 12 13 11 12 14 19
1982/12/06 16 52,060 枚 (5万枚突破) 29 24 14 15 18 14 16 16 15 15 18 26
1982/12/13 18 37 23 19 16 19 19 18 15 15 10 15 33
1982/12/20 25 33 23 24 22 27 23 23 20 30 27 14 29
1982/12/27 32 42 22 29 27 37 29 32 29 35 29 20 36
1983/01/10 38 51 25 31 31 39 37 36 47 35 34 32 44
1983/01/17 43 103,130 枚 (10万枚突破) (2週分集計) 47 40 42 39 52 36 40 45 39 39 30 39
1983/01/24 46 69 39 43 57 45 37 46 47 39 48 35 44
1983/01/31 66 88 56 77 76 73 52 60 56 66 47 63 73
1983/02/07 90 114,270 枚 (最終売上) 71 71 82 81 77 66 94 75
1983/02/14 150 87 88 97 98
1983/02/21 151 100
1983/02/28 199

 

 

 

 


 

 

 

 

 

◇2nd.ALBUM 「夢日記」1982/11/21

 

堀ちえみのアルバム作品の中では、一番の売上を記録した作品。初期の堀ちえみ作品の結晶であり、評価の高い作品でもある。

 

1982年11月17日、「第13回日本歌謡大賞」(日本武道館)放送音楽新人賞候補(「待ちぼうけ」)。
1982年11月30日、写真集「別冊近代映画 堀ちえみ特集号」(近代映画社)発行。
1982年12月19日、東京・日本青年館にて「さわやかコンサート」開催。翌1983年2月20日の名古屋市民会館まで、大阪・神奈川など全国6ヵ所で開催。
1982年12月21日、「第9回FNS歌謡祭・音楽大賞」(日本武道館)優秀新人賞受賞(「とまどいの週末」)。
1982年12月31日、「第24回 日本レコード大賞」優秀新人賞受賞(「待ちぼうけ」)。
※最後の1組、しかも1票差という僅差で選ばれ、同期の仲間に支えられ「待ちぼうけ」を涙ながらの熱唱。「まさか自分じゃないと思ったから、信じられなかった。もう心は帰る準備してたんです(笑)。」

 

なお、年末は歌番組の収録の関係で、「待ちぼうけ」は音楽祭、普通の番組では「とまどいの週末」、ちょっと早めに撮る番組では「さよならの物語」と3曲を掛け持ちしていた。(衣装も3曲分持って歩いていた。)

 

1981年12月7日付~1982年11月29日付(1981年11月29日~1982年11月21日)集計 オリコン
・年間アーティストセールス(売上金額)・67位(5億8330万円)
・年間ランキングSINGLE・138位「待ちぼうけ」/153位「潮風の少女」/167位「真夏の少女」/261位「とまどいの週末」
・年間ランキングLP・83位「少女」/306位「夢日記」
・年間ランキングCT・132位「少女」/400位「夢日記」
・年間新人SINGLE売上枚数・11位(30.2万枚)/総合46位
・年間新人LP売上枚数・8位(9.1万枚)
・年間ラジオリクエスト・79位「待ちぼうけ」/86位「潮風の少女」

 

 

A面:
1.秋色ドリーム 
(作詞:森 雪之丞/作曲:森 雪之丞/編曲:鈴木 茂)
2.Fly (作詞:中里 綴/作曲:松宮恭子/編曲:鈴木 茂)
3.公園通りの日曜日 (作詞:竹内まりや/作曲:竹内まりや/編曲:鈴木 茂)
4.遙か1000マイルの彼方 (作詞:竹内まりや/作曲:杉 真理/編曲:鈴木 茂)
5.真夏の少女 (作詞:中里 綴/作曲:鈴木 茂/編曲:鈴木 茂)

 

B面:
1.待ちぼうけ
(作詞:竹内まりや/作曲:竹内まりや/編曲:鈴木 茂)
2.朝もやの空 (作詞:松宮恭子/作曲:松宮恭子/編曲:鈴木 茂)
3.幼な馴染み (作詞:パンタ/作曲:パンタ/編曲:鈴木 茂)
4.2冊目の日記帳 (作詞:中里 綴/作曲:清水信之/編曲:鈴木 茂)
5.時を駆ける少女 (作詞:青木 茗/作曲:清水信之/編曲:鈴木 茂)

発売日:1982/11/21/品番: C28A-249(LP) /  28P-6197(CT)
最高位: 5位(LP) / 12位(CT) /登場週数: 17週(LP) / 12週(CT)
売上枚数: 119,720枚・本 (83,860枚(LP) /35,860本(CT))
発売元: キャニオンレコード(LP) / ポニー(CT)

 

<作品LPチャートアクション>
※赤字は最高順位
※各「日付」の集計期間は、「日付」の14日前~8日前/(例)1982/11/29付 の場合、集計期間は 1982/11/15~1982/11/21

 

日付 LP CT
赤丸 順位 累積売上枚数(枚) 赤丸 順位 累積売上本数(本)
1982/11/29 5 14,290 枚 (初動売上・LP1万枚突破) 20
1982/12/06 6 12
1982/12/13 9 18 14,780 本 (CT1万本突破)
1982/12/20 15 21
1982/12/27 26 52,910 枚 (LP5万枚突破) 38
1983/01/10 37 44
1983/01/17 34 (2週分集計) 48
1983/01/24 40 47
1983/01/31 46 49
1983/02/07 47 80
1983/02/14 56 70 35,860 本 (CT最終売上)
1983/02/21 46
1983/02/28 50
1983/03/07 59
1983/03/14 65
1983/03/21 89 83,860 枚 (LP最終売上)

 

往年のヒット曲レビュー(46)/堀ちえみ(4)ディスコグラフィー1982年(1)

2010年11月6日 / favorite CD

●1982年(1)

 

◆1st.SINGLE 「潮風の少女」1982/03/21
(ポニーキャニオン「ぼくらのベスト」Web Site・CD ファン投票 11位 (2004/03/12~2004/04/05))

 

堀ちえみは1967年2月15日に生まれた。黛ジュンの再デビュー作にして大ヒットした「恋のハレルヤ」と同じ発売年月日だ。関係ないけど個人的には覚えやすい。血液型は、自分と同じ「B型」だw

 

1981年8月19日、当時14歳(中学校3年)の彼女・堀 智栄美は、「第6回ホリプロ・タレントスカウトキャラバン」で見事グランプリを受賞(東京・中野サンプラザで行われた最終審査では松田聖子の「裸足の季節」を歌唱)、芸能界への道を踏み入れることになる。審査を受けるために上京した際は、芸能界入りに反対だった母親が付き添ったが、その新幹線車中では「娘が遠くに行ってしまう」と終始涙を流していたという。
※お母様はこちら www.tv-asahi.co.jp/mother/contents/100/197/index.html
(テレビ朝日系「グレートマザー物語/堀ちえみの母 ~意地っぱりな母子カメ~」  第197話 2005年8月21日放送)

同年10月11日、ホリプロ入寮のため正式に上京する。(上記サイトの右の上2番目の写真は、確かその日の上京前に妹たちと撮った写真だったと思う)
なお、堀ちえみは「ホリプロ」と「キャニオンレコード」が始めて手を組んだアイドルということもあり、それぞれのスタッフ共に「成功させたい!」という意識が高まる。

 

1982年3月21日、東京・豊島園にてデビューコンサート。雨の中4千人のファンが集まったため、急遽臨時の屋内ステージにて開催。
同年4月14日、堀ちえみのために(?)作成された初主演の学園ドラマ「メチャン子・ミッキー」(TBS系)が放送開始する。主題歌は、デビュー盤C/Wの「メルシ・ボク」。彼女曰く、このドラマは「自分の妹って感じ」。
同じ月、TBSラジオ「夜はともだち」の水曜日DJを担当する。
1982年4月度「オリコン月間新人賞」受賞(「潮風の少女」)。

 

 

A面: 潮風の少女 (作詞:松宮恭子/作曲:松宮恭子/編曲:鈴木 茂)
B面: メルシ・ボク (作詞:佐々木 勉/作曲:佐々木 勉/編曲:鈴木 茂)
TBS(東京放送)系テレビドラマ「メチャン子・ミッキー」主題歌・主演(1982/04/14~1982/09/15・水曜19:30~20:00)

発売日:1982/03/21/品番: 7A-0162(EP)
最高位: 27位/登場週数: 16週
売上枚数: 87,620枚
発売元: キャニオンレコード

 

 

 

<作品チャートアクション>
※赤字は最高順位(地区別の場合はその地区の最高順位)
※各「日付」の集計期間は、「日付」の14日前~8日前/(例)1982/03/29付 の場合、集計期間は 1982/03/15~1982/03/21

日付 赤丸 順位 累積売上枚数(枚) 北海道 東北 北関東 南関東 東京 北陸 中部 近畿 大阪 中国 四国 九州
1982/03/29 79 2,960 枚 (初動売上) 78 74 79 97 86 96
1982/04/05 75 59 78 60 63 83 66 80 82 99 89
1982/04/12 69 59 89 69 54 60 70 62 78 90 79 72
1982/04/19 51 14,490 枚 (1万枚突破) 46 63 57 51 46 67 46 54 56 57 59 71
1982/04/26 27 26 23 29 29 29 31 24 29 31 32 45 34
1982/05/03 29 33 28 29 30 26 26 30 34 32 34 43 32
1982/05/10 27 32 32 27 31 31 29 27 35 31 30 32 31
1982/05/17 31 30 29 25 33 33 25 38 30 29 29 34 34
1982/05/24 27 51,590 枚 (5万枚突破) 33 29 25 34 35 29 32 28 32 27 28 32
1982/05/31 29 34 30 30 42 32 29 32 34 33 30 38 33
1982/06/07 30 32 27 35 33 34 29 30 38 35 32 30 32
1982/06/14 31 32 30 29 30 35 29 27 32 49 34 33 39
1982/06/21 39 36 42 35 45 41 32 30 43 53 31 35 41
1982/06/28 51 67 43 36 51 44 57 54 46 78 39 58 82
1982/07/05 85 90 89 75 93 87 100 69 84 63 57 64 98
1982/07/12 96 87,620 枚 (最終売上) 92 92 66 96 89 74 87
1982/07/19 117 100 82 90
1982/07/26 147
1982/08/02 166
1982/08/09 185

 

 

 

 


 

 

 

 

 

◇1st.ALBUM 「少女」1982/05/21

 

デビュー間もない2ヶ月にして、早くもLPを発売。シングル作を除く8曲全部がシングル候補だったとのこと。イメージカラーが白ということで、レコード盤も10万枚だけは白(ミルキーレコード)

 

1982年5月20日、TBS系の「ザ・ベストテン」の「スポットライト」に、同期の石川秀美とともに出演。「潮風の少女」を歌う。

 

 

A面:
1.夏・SEAWIND 
(作詞:松宮恭子/作曲:松宮恭子/鈴木 茂)
2.おもいっきりにダイビング (作詞:中里 綴/作曲:水谷公生/編曲:鈴木 茂)
3.たんぽぽ (作詞:松宮恭子/作曲:尾関裕司/編曲:鈴木 茂)
4.亜麻色の風 (作詞:尾関昌也/作曲:尾関裕司/編曲:鈴木 茂)
5.メルシ・ボク (作詞:佐々木 勉/作曲:佐々木 勉/編曲:鈴木 茂)
TBS(東京放送)系テレビドラマ「メチャン子・ミッキー」主題歌・主演(1982/04/14~1982/09/15・水曜19:30~20:00)

 

B面:
1.潮風の少女
(作詞:松宮恭子/作曲:松宮恭子/編曲:鈴木 茂)
2.愛・だけどロンリネス (作詞:諸星冬子/作曲:天野 滋/編曲:鈴木 茂)
3.ふしぎ七色 (作詞:中里 綴/作曲:水谷公生/編曲:鈴木 茂)
4.ふれ愛モーメント (作詞:きさらぎ圭介/作曲:幸 耕平/編曲:鈴木 茂)
5.微笑んでGood-bye (作詞:森 雪之丞/作曲:森 雪之丞/編曲:鈴木 茂)

発売日:1982/05/21/品番: C28A-217(LP) /  28P-6151 (CT)
最高位: 9位(LP) / 18位(CT) /登場週数: 20週(LP) / 16週(CT)
売上枚数: 114,170枚・本 (77,010枚(LP) / 37,160本(CT))
発売元: キャニオンレコード(LP) / ポニー(CT)

 

<作品LPチャートアクション>
※赤字は最高順位
※各「日付」の集計期間は、「日付」の14日前~8日前/(例)1982/05/31付 の場合、集計期間は 1982/05/17~1982/05/23

 

日付 LP CT
赤丸 順位 累積売上枚数(枚) 赤丸 順位 累積売上本数(本)
1982/05/31 10 12,330 枚 (LP1万枚突破) 19
1982/06/07 9 18
1982/06/14 12 22 14,290 本 (CT1万本突破)
1982/06/21 21 27
1982/06/28 25 34
1982/07/05 33 45
1982/07/12 48 50,140 枚 (LP5万枚突破) 63
1982/07/19 41 71
1982/07/26 52 92
1982/08/02 71
1982/08/09 62
1982/08/16 55 88
1982/08/23 60 84
1982/08/30 60 66
1982/09/06 44 84
1982/09/13 51 66
1982/09/20 57 75
1982/09/27 56 88 37,160 本 (CT最終売上)
1982/10/04 65
1982/10/11 87 77,010 枚 (LP最終売上)

 

 

 


 

 

 

 

 

◆2nd.SINGLE 「真夏の少女」1982/06/21

 

本人曰く「結構簡単に覚えられた曲」とのこと。
1982年7月2日、「第1回メガロポリス歌謡祭」新人部門賞に出場(新高輪プリンスホテル)。(主催:テレビ東京)
1982年7月24日、「第6回ホリプロタレントスカウトキャラバン」でグランプリを受賞した中野サンプラザでファーストコンサート。追加公演も合わせ約4500人を動員。8月には大阪・名古屋でも行われる。

 

 

A面: 真夏の少女 (作詞:中里 綴/作曲:鈴木 茂/編曲:鈴木 茂)
B面: 真珠色の季節 (作詞:青木 茗/作曲:松宮恭子/編曲:鈴木 茂)

発売日:1982/06/21/品番: 7A-0185(EP)
最高位: 26位/登場週数: 12週
売上枚数: 78,380枚
発売元: キャニオンレコード

 

 

 

<作品チャートアクション>
※赤字は最高順位(地区別の場合はその地区の最高順位)
※各「日付」の集計期間は、「日付」の14日前~8日前/(例)1982/06/28付 の場合、集計期間は 1982/06/14~1982/06/20

 

日付 赤丸 順位 累積売上枚数(枚) 北海道 東北 北関東 南関東 東京 北陸 中部 近畿 大阪 中国 四国 九州
1982/06/28 64 3,630 枚 (初動売上) 61 93 59 93 39 72 83 55 88 79 95
1982/07/05 34 11,030 枚 (1万枚突破) 31 29 34 28 39 40 31 33 30 36 39 44
1982/07/12 30 29 32 24 30 34 29 30 34 26 31 28 33
1982/07/19 26 25 26 22 21 32 26 29 29 26 25 27 28
1982/07/26 27 25 29 20 25 27 36 23 29 27 31 24 31
1982/08/02 31 35 28 39 25 31 30 31 35 31 35 30 32
1982/08/09 32 53,290 枚 (5万枚突破) 46 44 31 23 34 52 31 35 28 29 25 30
1982/08/16 31 89 39 34 24 30 38 32 35 34 28 35 35
1982/08/23 37 68 37 43 33 39 36 33 41 40 31 29 39
1982/08/30 48 66 43 38 59 39 36 48 47 71 30 34 54
1982/09/06 60 79 73 49 64 63 47 54 52 72 45 42 56
1982/09/13 71 78,380 枚 (最終売上) 100 62 64 82 56 61 60 76 57 64 89
1982/09/20 126 93 84 94 94 92 94 57 90 99
1982/09/27 128 79
1982/10/04 173

 

 

往年のヒット曲レビュー(46)/堀ちえみ(3)

2010年10月15日 / favorite CD

ディスコグラフィーの前に、各種動画サイトを見ていて気付いたこと。


当時、松田聖子のいわゆる「ブリっ子」によりその影に隠れていたようで気付かなかったが、

「堀ちえみ(ちゃん)も涙を流さないで泣く!しかもよく泣く!!」ということだ。


感情豊かですね。


なお、いつも歌い方はメリハリが付いており、はっきり歌詞を歌うので好きですね。
以下のシーンもわりと泣くのをこらえて(?)プロとしてちゃんと歌うところが彼女らしい気がします。


 


まず、(まず?)ベストテン初ランクイン時。1983年2月17日10位「さよならの物語」。(24位→11位→★10位→11位→7位→12位→14位→18位→19位/上半期ランキング31位50,142点、年間ランキング65位50,142点)



・・・涙が見えないな。この後、歌い終わった後に司会の黒柳さんが涙を拭いてあげるシーンがあるけど・・・。


↓「白いハンカチーフ」。1984年初頭頃。状況は不明だが、手に持っている何かが関係。



涙が見えるような?


↓東京Suger Town。夏休み、大阪からいろいろな時代の同級生がお見えになりました。



 


↓「リ・ボ・ン」。1985年2月14日放送(生放送)、9位。18歳の誕生日前日の放映で、デビューからこれまでの軌跡を周囲に置かれたモニター映像で振り返ってます。



 


↓時代を超え、人生経験が豊富になった現在でも、泣くものは泣きます。NSP 30周年記念コンサート前夜祭(2003年4月17日)で、天野滋が作曲した「夕暮れ気分」(1983)を歌います。



天野滋は「夕暮れ気分」前後に、堀ちえみ(ちゃん)に数曲作品を提供しています。


そういえば最近見る 堀ちえみ(ちゃん) は、個人的には「昔の面影が無い」(別人か?)と思うことが多いほど「変わったなぁ」と思いますが(そりゃ変わるのは当然ですね・・・)、以下去年の写真を見ると、「やっぱり堀ちえみ(ちゃん)本人だ」と思います。よかった(何が?)


彼女に似合うのは「笑顔」(と「涙」?)



 


次こそディスコグラフィーへ

往年のヒット曲レビュー(46)/堀ちえみ(2)

2010年10月15日 / favorite CD

(続き)


その後、二十数年が経過した。その間、自分自身は忘れた頃に「青い夏のエピローグ」や「クレイジーラブ」「リ・ボ・ン」の3曲を聴いてはしていたのだが、前回の「太田裕美」を某動画サイトで調べていくうちに、なぜか堀ちえみの動画が出てきて・・・


 


「そういえば”青い夏のエピローグ”の歌う姿ってどんなんだっけ・・・」


↓JALの制服で歌う動画を見る


 


「懐かしいな。ちょっとかわいい?そういえば堀ちえみで一番売れた曲って何だっけ・・・」


↓”さよならの物語”(1983年)(18万枚。ただし、他の曲もコンスタントに15~16万枚は売れているので、突出しているわけではない)


 


「”さよならの物語”って記憶に無い。どんな曲だっけ・・・」


↓曲を聴く(見る)


 


「!!。メロディーラインだけが記憶にあって誰の歌か覚えてなかったけど、堀ちえみだったのか~。やっぱりいい曲が多いなぁ。”さよならの物語”の前後の曲ってどんな曲だっけ・・・」


↓”とまどいの週末””夏色のダイアリー”を聴く(見る)


 


「!!。この曲もメロディーしか記憶に無かったけど、堀ちえみの曲だったのか~。いい曲ばっかりじゃんか。今聞くと”稲妻パラダイス”も結構良いじゃんか。そいえば”スチュワーデス物語”見てたなぁ。どんな内容だっけ・・・」


↓二十数年ぶりにドラマを見る(総集編)


 


「そういえば当時”大根役者”って言われてて自分もそう思っていたけど、実はすごい演技力じゃないのかなこれ。大映テレビ的な演出の要求に素直に応え、従順に演技している。その演技が”松本千秋”の役と見事に合致しているからハマリ役と言われ、ドラマもヒットしたんじゃないかなぁ・・・当時彼女はどう思っていたんだろう?」


↓各種ファンサイトを調べる


 


当時の発言として、「アレはアレ」「あれはクサいですね」「(現場の雰囲気や成り行きで)演技がそうなってしまう」「声のトーンが高い演技は好まれない演出」という内容が複数あり。やはりあれは演技だったのか・・・ある意味ウマいなぁ。ドリフのコントも見たけどリラックスしてやっているようで、さすが大阪魂、アドリブが効く効く。ウマいなぁ。ここで改めて”スチュワーデス物語”全部見たいなぁ・・・


 


↓DVD前編・後編購入w。ハマる。


実はすごいアイドルじゃないか? 


 




↓当時買っていた”オリコンウィークリー”の、堀ちえみ引退インタビュー記事(1987年3月30日号)を見てみる(引退前最後の雑誌インタビュー)


撮影された写真は、もう”アイドル”としての堀ちえみではなく、大人になった堀ちえみだった。引退の原因になったかもしれない引き金がそれまでにイロイロあったようで、かなり痩せてしまっている感がある。インタビューはかなり吹っ切れているというか開き直っているというか、かなりぶっちゃけている発言も多数。


 


<引退と、その後について>
(ここ2~3週間、どんな気持ちで過ごしてきましたか?の質問に対して)”なんか、すっごく冷めてます(笑)”
”ほんとはフェイド・アウトしたかったんですけど(笑)”
”みんなすぐ忘れちゃうよ。アッ、そういう人いたなで終わっちゃうよ絶対”


・・・かなりネガティブですね。ライティちえみ(ニッポン放送・ どきどきダイアリー)とは正反対です。


 


<5年間のレコードの思い出>
(2年目・1983年について)(略)”スチュワーデス物語”はこの年ですよね。あれ終わってからは開き直りましたよ。(略)あの当時、バラエティ番組で”教官!!”ってやらされたりもしたんだけど、開き直って”エエイ、やっちゃえ!!”って感じでしたね。あの時が、第1期開き直り時期かもしれないですね。

(3年目・1984年について)(略)「クレイジーラブ」と「リ・ボ・ン」が2位なんですね。チャートもこの頃まではよく見てたんですけど、段々見るのがコワくなりましたね。特に「Wa・ショイ!」あたりから(笑)。これ第2期開き直りですね。

※「クレイジーラブ」と「リ・ボ・ン」が2位、というのはオリコンチャートの話。ちなみに当時競合していたチャート誌の「ミュージック・ラボ」誌では、「クレージーラブ」が堀ちえみ唯一の1位を獲得している。おそらくもう一つの他誌「ミュージック・リサーチ」も、「クレージーラブ」は唯一の1位になっているはず。

(5年目・1986年について)”素敵な休日”で20枚なんですけど、こうやってチャートみてると、気持ちいいくらい山型になってるの。最初上がって、「リ・ボ・ン」の辺りで頂上があって、徐々に下がって。(略)


※チャートについては確かに意識をしていたらしく、以下他号での発言。

※他の号での発言1・1983年6月3日号(”夏色のダイアリー”は初登場6位で、ちえみちゃんにとって自己最高記録になったわけだけど、そういう予感はあった?という質問に対して)私の曲って、一曲一曲前作の上をいってるんです。でも、”とまどいの週末”は14位ぐらいまでで、”さよならの物語”の時はせいぜい12位ぐらいかなって思ってたんです。それがいきなりベストテン入りして8位までいったでしょ。自分が思っていた以上によかったから、次の曲で落ちちゃったらどうしようという不安みたいなものが少しあったんです。それでも、落ちるのいやだなと思って、ここまで1曲1曲着実にきたから次も着実に伸ばしたいと思ってがんばりました。今度は『さよならの物語』と同じぐらいでいいから落ちないようにしようと心掛けてたんです。そしたら、初登場6位まできちゃって、ビックリしちゃった。でもとてもうれしかった。

※他の号での発言2・1984年11月16日号(”稲妻パラダイス”の最高位が5位で、”東京SugerTown”が3位で、今度の「クレイジーラブ」が初登場2位だけど、という問いに対して)そうですね、目標としては1位を狙っていたんですけど、でも、いきなり1位をとるよりも2位ぐらいに留まっといて…。それで、ホンット不思議なんですけどね、今まで1曲ごとに順位が上がっているんですよ。まあ、多少上がったり下がったりはありますけど…。これはホントに皆さんが応援してくださってるからだと思うんですけど、曲を出すごとにワン・ステップ、次の曲を出したらまたワン・ステップ。常にワン・ステップしているような気がするんです。そういう点ではね、やっぱり、すごく嬉しいなと思います。——-


 




 


人気の低下以外にもイロイロあった模様だが、アイドルとしての活動も5年でキッパリとピリオドを打っているところもある意味潔い。

結局は以下のラストインタビュー記事の内容が、堀ちえみ自身が「堀ちえみ=アイドル」という認識を高く持ってアイドルをこなしていたゆえに潔く引退もできたのかな、ということを思わせる内容であり、今となってはその短い活動期間・活動内容が”永遠のアイドル”と評価するに充分足りるものでは無いかと思う。


——”いくら脱皮といっても、アイドルはアイドルだと思うし、アイドルってそんなに長く続くもんじゃないと思うから。そんなんだったら、歌が歌えなくなる前にやめちゃおうって。歌が好きだからこそやめるんです”——–


 


ということで、個人的には France Gall に次いで”永遠のアイドル”になってしまいました。記憶から無くなることはありませんw
現在全音源のCD入手は難しいものがあり(2003年~2005年に、完全限定盤のBOXでCD化済ではあるが)、考えた挙句にすべての音源を「レコードで」入手しました。

現在は執筆活動やタレント活動、たまに歌を歌うなどで改めて活躍している「堀ちえみちゃん」、アイドル引退後の人生もイロイロあったようですが、これからもがんばってくださいませ。


次はディスコグラフィーを予定。


 

往年のヒット曲レビュー(46)/堀ちえみ(1)

2010年10月15日 / favorite CD

<記憶の中の 堀ちえみ イメージ>

堀ちえみ は、1982年3月、彼女自身が中学を卒業して高校入学間近、という時にデビューした。デビュー自体は、「第6回(1981年)ホリプロタレントスカウトキャラバン」で優勝して前年から決まっていたようだ。

個人的には、堀ちえみデビュー時は小学校3年生→4年生になる時であり、デビュー年のリアルタイム感覚は全く記憶に無い。ただ、当時大人気だったテレビ番組「ザ・ベストテン」のTOP10ランキングを1981年9月頃から断片的にノートに残し始めたのち、本格的に毎週TOP20を残し始めるようになった 1982年5月20日 放送分の回の「スポット・ライト」に、石川秀美のデビュー曲「妖精時代」とともに、堀ちえみがデビュー曲「潮風の少女」で出演したと当時記録していたし、堀ちえみが初めて「ザ・ベストテン」のTOP10にランクインした 1983年2月17日放送分 の回もランキングをノートに残していたので、彼女の存在自体はわかっていたようだ。

その後 明確に記憶に残っているのが、1983年7月に発売された彼女の 7th SINGLE「青い夏のエピローグ」だ。この曲で「ザ・ベストテン」「ザ・トップテン」に、JALの制服姿で中継先より熱唱し印象に残ったのと、曲自体の良さからだったと思う。

それ以降、ドラマ「スチュワーデス物語」にハマったのと、「白いハンカチーフ」「クレイジーラブ」「リ・ボ・ン」等々自分が好きになるような曲を出し、「堀ちえみってドラマはおもしろかったし、曲は良い曲が多いな」と小学生ながらに「楽曲を」期待していたことを記憶している。
堀ちえみ 自体には、自分より年上ということもあって「自分より上の年代が応援する、ごく普通のアイドルであり、自分から見たらお姉さん的?」という認識しかなかったと思う。

↓自分の記憶の中の堀ちえみのイメージはこんな感じ

↑つまり「ショートヘアだ」という記憶w (上は1984年11月8日生放送・当時17歳)
↓「ちょっとかわいいバージョンかも」と当時思ったヘアスタイルの記憶w(下は1985年初頭頃)

↓あるいは、当時見てたドラマ「スチュワーデス物語」の記憶(下は1983年7月28日歌番組生放送・ドラマ放映開始3ヶ月前・当時16歳)

↓あるいは、ドラマ「スチュワーデス物語」の放映が終わった後の「ドジでのろまなカメ」の記憶。
小学生ながらに「化粧厚いな」と思った記憶もありつつw(下は1984年5月28日生放送・当時17歳)

↓で、「ザ・トップテン」で靴を飛ばした記憶w

 

「リ・ボ・ン」(1985年1月)の時点で、次に彼女が出す楽曲の(自分の中の)期待値が最大値に。しかし、発売された「次の楽曲」(Deadend Street GIRL)は、中学生になった自分にとってはちょっと残念だった。彼女が歌う曲のイメージとはかけ離れていたからだと思う。だって、曲の冒頭と終わりにクサいセリフが入っているのと(当時、セリフを入れるのは自分的には「古い」と思った)、曲がフェイドアウトして終わったかと思えばまたフェイドインしていくんだよ?それでも、「堀ちえみの曲だから何回か聞けば良い曲と思うかも」ということで、録音したテープ(※)を数十回ほど聴き、「何となく悪くは無い」と思うようになりつつも「次の曲に期待しよう」と思っていた。

※当時小中学生だった自分としては、レコードを買うお小遣いもそうそう多くなく、毎日「FMから流れてくるヒット曲」(もちろん、DJのしゃべりが曲にかぶらなく、かつ完全版フルで曲が流れる番組を選んで・・・NHK-FM札幌放送局の「夕べのひととき」とか、FM北海道の「コンピューターベストテン」とかだったっけな?)を「エア・チェック」してテープにステレオ録音した曲を聞いていた感じ

で、「Deadend Street GIRL」の次に出た曲が「Wa・ショイ!」だww
これはテレビで見ると衣装的にも楽曲的にも当時見ているこちらが恥ずかしくなるほどある意味衝撃で、とても残念に思った記憶がある。最近でもテレビ番組で当時のこの「Wa・ショイ!」が流れるシーンを見たが、やっぱり今でも恥ずかしいw

その後は「青春の忘れ物」というバラードチックな曲を出したが、これも「堀ちえみの曲だから何回か聞けば良い曲と思うかも」ということで、録音したテープを数十回ほど聴き、「何となく悪くは無い」と思うようになりつつも、次第に「次の曲に期待しよう」とも思わなくなっていた。気が付けば1987年春に引退していた・・・

 

・・・と、こんな記憶しかなかったのだが・・・・・・。

(続く)

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越部信義 CM WORKS

2009年11月30日 / favorite CD

ついに出ましたっ(つか、1月に・・・)


かの越部信義氏の CM WORKS CDです。


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「越部信義 CM WORKS」
発売日:2009/01/21
ウルトラヴァイブ/CDSOL-1277



企画・監修:濱田高志、デザイン:RPJ
※ブックレットには、越部信義・プロフィールの他、桜井順、山川浩二、伊藤アキラのコメントを掲載


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「おもちゃのチャチャチャ」「みなしごハッチ」などアニメ・童謡系でキラリとさりげないセンスを見せつけてくれた越部さん。その越部さんの CMソングのお仕事 の一部がCD化されました。


一度は聞いたことがある、「オー・モーレツ!」「光る東芝」「日石灯油だもんネ」等々、実はこれらは越部さんの曲であり、ここでもやっぱりキラリとさりげないセンスを見せつけています。うーむ感服だ。永く人々の記憶に残る作品多いです。マジでシビれます。


越部さんのことについては
http://pub.ne.jp/france_gall/?entry_id=437357
でも触れてますのでご参考までに・・・


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[曲順]タイトル/うた(作詞)※作曲はもちろんすべて 越部信義 氏

[1] 東芝「光る東芝」/ダークダックス(峠三四郎)
[2] 丸善石油「オー・モーレツ!」/はつみかんな、ハニー・ナイツ(伊藤アキラ)
[3] 崎陽軒「シウマイ旅情」/ザ・ヴァイオレッツ、ハニー・ナイツ(伊藤アキラ)
[4] 日石灯油「日石灯油だもんネ」/天地総子(のぶひろし)
[5] 釜屋「清酒力士の唄」(伊藤アキラ)
[6] 富士写真フィルム「フジフィルムの唄」/フォー・コインズ(峠三四郎)
[7] 日産自動車工業「ニッサン・ダットサン」/ボニー・ジャックス(峠三四郎)
[8] サンポット「パネロンの唄」/楠トシエ(峠三四郎)
[9] 林屋茶舗「林屋のお茶」/スリー・キャッツ(峠三四郎)
[10] 愛知機械工業「コニーの唄」/天地総子(峠三四郎)
[11] ヤシカ「ヤシカ・ラピードカメラ」/リリオ・リズム・エアーズ(峠三四郎)
[12] 松尾糧食工業所「バンビ・コーヒーキャラメル」/ペアー・バンビ(峠三四郎)
[13] 中外製薬「バルサンの唄」/天地総子(峠三四郎)
[14] ヤシカ「ヤシカ・リンクスカメラ」/フォー・コインズ(峠三四郎)
[15] 旭電化「テルーテッテルテッテルナ」/楠トシエ(峠三四郎)
[16] タカラ 「ダッコちゃんマーク」/天地総子(峠三四郎)
[17] 厚木ナイロン「アツギのタイツで―スッタカタスッタカタ」/楠トシエ(峠三四郎)
[18] 東芝月販「東芝リンクストア」/森山加代子(峠三四郎)
[19] エーザイ「サクロンの唄」/天地総子、香椎くに子(峠三四郎)
[20] セメダイン「セメダイン・スーパー」/ボニー・ジャックス(峠三四郎)
[21] パークディヴィス三共「パラダック」/中島そのみ(峠三四郎)
[22] 伊藤喜商店「テキパキ・イトーキ」/ボニー・ジャックス(峠三四郎)
[23] 明治乳業「明治シャーベット」/スリー・バブルス(峠三四郎)
[24] 味の素「味の素プラス」/天地総子、フォー・コインズ(峠三四郎)
[25] シスコ製菓「シスコ・エースコイン」/久里千春、フォー・コインズ(峠三四郎)
[26] ミツワ石鹸「ミツワ・ウェーブシャンプー」/岸洋子(峠三四郎)
[27] 両口屋是清「うれし千成もなか」/伴久美子(峠三四郎)
[28] 宝酒造「タカラビールの唄」/リリオ・リズム・エース(峠三四郎)
[29] ハウスカレー本舗「ハウスカレーの唄」/楠トシエ(峠三四郎)
[30] ブリジストン「ロードマン」/比山貴咏史(峠三四郎)
[31] ハリス「ハイ・フルーツガム」/安田祥子、安田章子(峠三四郎)
[32] ヤマモリ製パン「ヤマモリパンの唄」/トリオ・コイサンズ(峠三四郎)
[33] 「デナパック」/天地総子(不詳)
[34] ライオン「エメロンシャンプー」(不詳)
[35] マックスファクター「カリフォルニアサングロー」(不詳)
[36] 東レ「テトロン~外国篇」(不詳)
[37] 東芝「光る東芝」/東京少年合唱団(峠三四郎)
[38] 西武百貨店「夢の西武」/ボニー・ジャックス(峠三四郎)
[39] 三洋電機「サンヨー電機の唄」/渡辺トモコ、フォー・コインズ(峠三四郎)
[40] 井関農機「井関農機の唄」/フォー・コインズ(峠三四郎)
[41] 東海漬物「東海漬物の唄」/伴久美子、フォー・コインズ(峠三四郎)
[42] 古谷製菓「フルヤの唄」/スリー・バブルス(峠三四郎)
[43] 日立「日立のうた―H.I.T.A.C.H.I.. 日立」(峠三四郎)
[44] 日本交通公社「J.T.Bの唄」/梅木マリ、アンサンブル・レオーネ(峠三四郎)
[45] 花王石鹸「花王石鹸の唄」/真理ヨシ子、ヴォーカル・ショップ(峠三四郎)
[46] 神戸製鉄「神戸製鋼の唄」/ボニー・ジャックス(のぶひろし)
[47] 日本レイヨン「日本レイヨンの唄」/ロミ山田、フォー・コインズ(不詳)
[48] 伊勢丹「伊勢丹の唄」(不詳)
[49] 日本水産「日水の唄」(不詳)
[50] フジテレビ「スター千一夜テーマ―夜がくれば」/フォー・コインズ、スリー・バブルス(伊藤アキラ)

往年のヒット曲レビュー(45)/太田裕美「雨だれ」

2009年11月29日 / favorite CD

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名作だ・・・松本隆もよくこんな詞を書けるものだ、と思うが、筒美京平もよくいろいろなタイプのメロディーラインをキレイに奏でるものだ。恐るべし筒美京平。


で、この曲にぴったりマッチした太田裕美の声・歌が、もう離れられなくなる名作だ。


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(Wikipedia より抜粋)
歌手であるが、ハイトーンの独特な声質や、ルックスの良さ(可愛さ)からアイドル視される事もしばしばあった。事実、当初はキャンディーズの一員としてデビューする予定だったが、田中好子と交代している(松下治夫「芸能王国渡辺プロの真実」)。歌謡曲を歌う庶民的なアイドル歌手と、1970年代に台頭してきたフォーク系歌手との中間的なイメージがあり、独特な位置づけの人気歌手になった。


8歳からピアノを習い始める。


(略)


『ヤング101』終了後、オーディション番組に出て優勝、渡辺プロと新人養成契約を結び、ライブハウス等でピアノの弾き語りで歌い始める。


1974年11月1日に「雨だれ/白い季節」でデビュー。デビュー初期はフォーク調で、ピアノによる弾き語りの曲が多かった。


1975年12月に3作目のアルバム『心が風邪をひいた日』からシングルカットされた「木綿のハンカチーフ」が大ヒット、翌1976年のオリコンチャート4位を記録(1位は子門真人「およげ!たいやきくん」)、スター歌手の仲間入りを果たした。なお、NHK紅白歌合戦には初登場の1976年から1980年まで、5年連続で通算5回の出場経験がある。


(略)


既存のアイドル歌手にはない清潔さと品を感じさせる一方で、フォーク系歌手にありがちな暗く孤高なイメージも皆無なため、大学生などに絶大な人気を誇り、渡辺プロ公式ファンクラブができるより早く、東京大学で太田裕美ファンクラブが結成された。いわゆる「学園祭の女王」という称号を得た最初の歌手とも言われている。
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太田裕美といえば、松本・筒美コンビの名作「木綿の~」が有名だと思う。


松本隆が長い詞を書き「これに曲は付けられない」と豪語する一方で、
筒美京平が「詞が長すぎる」と言いながらも難なくメロディを付けてしまった、
というエピソードは有名であるが、これは太田裕美の4枚目のシングルである。


「雨だれ」はデビュー曲となる。彼女本人が「大事にしたい曲」というように
彼女自身の思い入れもあると思うが、今でも、大ヒットとなった「木綿の~」
よりも、スマッシュヒットであったこの「雨だれ」の方が歌われているのではないか、
と思うくらい様々取り上げられている名作である。編曲は、この当時頭角を
あらわしている萩田光雄だ。



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◇太田裕美・歌手データ


太田 裕美(歌手)
本名:福岡 弘美(ふくおか ひろみ)
生年月日:1955年1月20日
出身:東京都荒川区(埼玉県春日部市育ち)


 


◇デビュー時~しばらく(1974年~1977年)主な音楽祭賞受賞データ


1975年第17回日本レコード大賞/新人賞「雨だれ」
1975年第8回新宿音楽祭/銀賞「雨だれ」
1975年第8回日本有線大賞/優秀新人賞「雨だれ」
1975年第4回東京音楽祭・国内大会/最優秀新人賞「たんぽぽ」


1976年第9回日本レコードセールス大賞/作品賞「木綿のハンカチーフ」
1976年第9回全日本有線放送対象/優秀スター賞「木綿のハンカチーフ」
1976年第9回日本有線大賞/有線ヒット賞「しあわせ未満」
1976年第3回横浜音楽祭/横浜音楽祭賞(5名)
1976年第6回銀座音楽祭/ラジオディスクグランプリ(3名)
1976年第9回日本レコードセールス大賞/シングルゴールデン賞
1976年第2回あなたが選ぶ全日本歌謡音楽祭/ヤングアイドル賞


1977年FNS歌謡祭・音楽大賞/優秀歌謡音楽賞「九月の雨」
1977年第3回あなたが選ぶ全日本歌謡音楽祭/ヤングアイドル賞



 




 




 




 




 




2005年1月。当時50歳くらいか。声もスタイルもほとんど変わらない。


 




2006年7月。当時51歳くらいか。声もスタイルもほとんど変わらない。すごいなぁ・・・


 


◇太田裕美・作品データ「雨だれ」(1st SINGLE)



太田裕美「雨だれ」(1st SINGLE)
作詞:松本 隆
作曲:筒美京平
編曲:萩田光雄
発売:1974/11/01
品番:SOLB-193(CBS・ソニー)
オリコン最高位:14位
オリコン登場週数:22週(100位以内)
オリコン売上枚数:180,600枚



◇「雨だれ」チャートアクション


●は「赤丸上昇曲」、○は「今後得点が急増すると思われる曲(白ヌキ数字)」という当時の扱い


日付——-順位–累積売上(オリコン得点修正後のもの)
1974/11/25 –125
1974/12/02 –108
1974/12/09 ● 76 —  3,200枚
1974/12/16 ● 49
1974/12/23 ○ 33 — 15,000枚 (1万枚突破)
1975/01/06 ○ 29
1975/01/13 ● 28 — 2週分集計週
1975/01/20 ● 27
1975/01/27 ● 24 — 54,000枚 (5万枚突破)
1975/02/03 ○ 20
1975/02/10 — 21
1975/02/17 — 20
1975/02/24 — 17 –100,500枚(10万枚突破)
1975/03/03 — 14
1975/03/10 — 20
1975/03/17 — 19
1975/03/24 — 28
1975/03/31 — 33 –154,700枚(15万枚突破)
1975/04/07 — 35
1975/04/14 — 37
1975/04/21 — 42
1975/04/28 — 63
1975/05/05 — 71 –180,600枚 (最終売上)

またご冥福を・・・

2009年11月29日 / favorite CD

丘灯至夫 氏が亡くなりました。元コロムビア専属作家ということで
コロムビア発売の歌謡曲からアニメ作品まで(越部さんの音楽でもちょっと触れましたが)
幅広く作詞を手がけました。
ご冥福をお祈りします。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091124-00000010-maip-soci
(引用)
「高校三年生」などの作詞家として知られた丘灯至夫(おか・としお、本名・西山安吉=にしやま・やすきち)さんが24日午前4時2分、腎不全のため東京都内の病院で亡くなった。92歳。葬儀は近親者だけで行い、お別れの会を後日開く予定。喪主は妻ノブヨさん。
 福島県生まれ。西条八十に師事し、1937年に作詞家としてデビュー。NHKを経て42年、毎日新聞社に入社。49年、同社に在籍(72年に退職)しながら、日本コロムビア専属の作詞家になった。舟木一夫さんが歌った「高校三年生」(63年)が大ヒットし、日本レコード大賞作詞賞を受賞した。88年、勲四等瑞宝章を受章。
 作詞した主な歌謡曲は「あこがれの郵便馬車」(52年、歌は岡本敦郎)▽「高原列車は行く」(54年、同)▽「東京のバスガール」(57年、歌はコロムビア・ローズ)など。そのほか、アニメ「みなしごハッチ」のテーマ曲や「猫ふんじゃった」なども含めて、1200曲以上の作詞を手掛けた。

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